機械要素は <機械・部品・テレビ>

機械を構成している単位部品。略して機素ともいう。

複雑な機械も比較的簡単な部品である機械要素が組み合わされてつくられている。

機械の部品を結合するねじ、キー、コッター、ピン、リベットなどである。

機械部品としては小さいが重要なものである。

ねじには、ねじ山の形によって三角ねじ、角ねじ、台形ねじ、のこ歯ねじ、丸ねじなどがある。

ねじの頭に十字形の溝をつけたものは、十字穴付きねじとよばれている。

ねじを切った部品として、ボルト、ナットが締付け用として広く使用されている。

ボルトの頭部は六角形が普通であるが、丸形、皿形、平形などもある。

キーは歯車、ベルト車などを回転軸に固定させるときに使用する。

その形状により、くらキー、平キー、沈みキーなどがある。

軸に数個のキー状の突起を削り出してつくり、ボスにこの突起がはまる溝をつけた軸をスプライン軸といい、工作機械や自動車など大きな力を伝える軸に使用される。

キーは軸の長手方向に沿って埋め込まれるが、軸の長手方向に直角に差し込んで2軸を接合するのがコッターである。

あまり大きな力のかからないところに使用されるのがピンである。

ねじ部品やキーなどで固定した場合には、必要があれば取り外すことができるが、永久的に締結するものにリベットがある。

鉄骨構造物、ボイラーなどに広く使用されている。重ね合わせた金属板に穴をあけ、リベットを差し込み、リベットハンマーでたたいて頭をつくり締結する方法である。

軸、軸受などである。

軸には主として曲げ作用を受ける車軸、捩り作用を受ける伝動軸、曲げ、捩り、引っ張り、圧縮などを同時に受ける軸などがある。

これらの軸を支える部品を軸受という。

軸に対して直角方向の荷重を受けるラジアル軸受と、軸方向に荷重を受けるスラスト軸受とがある。

軸受はその構造上から、軸と軸受の面が直接接触してすべり運動をする平軸受と、軸と軸受との間にころや玉をいれて摩擦を軽減したころがり軸受とに分けることもできる。

平軸受ではグリース、鉱物油などによって、接触面間に薄い油膜をつくって、軸と軸受が直接接触しないようにする。

これを潤滑という。ころがり軸受は、内レースと外レースの間に球を入れたボールベアリングと、ころを入れたローラーベアリングとがある。

ころがり軸受にもラジアル型とスラスト型とがある。
update:2010年03月17日